建御雷神とともに国譲りの交渉をした武神経津主大神を祀る下総国一之宮 「香取神宮」
香取神宮は千葉県香取市香取にある神社です。
香取神宮のご利益やご祭神、参拝日・参拝時間・所要時間・拝観料・御朱印などの参拝に役立つ情報、駐車場・地図などの行き方・アクセスの情報を掲載しています。
参拝や初詣の前にご覧いただくと理解が深まるでしょう。
読みたい項目からどうぞ
香取神宮とは?
香取神宮は茨城県の鹿島神宮とともに朝廷の深い崇敬を受けていた東国三社のうちの一社で、下総国の一之宮でもあります。古来より鹿島神宮とは一対として扱われています。これはかつて大和朝廷が蝦夷進出する際に、両社のある地域が交通の要となっていたからであろうと考えられています。
主祭神の経津主大神は、建御雷神とともに出雲に降り立ち、国譲りの交渉をしたとされている武神です。建御雷神が神武天皇に与えたとされる布都御魂という霊剣を神格化した神である、という説もあります。
創建時期については諸説あります。朝廷の蝦夷遠征以前から存在するとも言われており、全国でも屈指の古社です。その見事さゆえ朱色の楼門や権現造の本殿は国の重要文化財に、日本三大銘鏡と呼ばれている海獣葡萄鏡は国宝に指定されています。黒漆塗りに極彩色の装飾が施された拝殿も一見の価値ありです。
鹿島神宮と香取神宮には要石が祀られています。鹿島神宮には凹型の要石が、香取神宮には凸型の要石があり、地震を起こす大鯰の頭と尾を押さえて封じているという伝承があります。この要石は地中深くまで達していて掘り返せないといわれています。水戸黄門様として知られる水戸光圀公が参拝に来た折、家来に命じて掘り返そうと試みたが無理だったとの逸話が残っています。また、この参拝時にお手植えしたとされているのが黄門桜です。
見どころの多い本神宮を散策した後は、参道に立ち並ぶ団子店でひと休みするのも一興でしょう。
香取神宮について
香取神宮の御祭神・主祭神、代表的なご利益、建てられた年・創建年代をご紹介します。
※摂社・末社を含めるとより多くの御祭神がいらっしゃいますが、ここでは代表的な主祭神をご紹介します
※創建年代は諸説ございます
香取神宮の御祭神・主祭神
- 経津主大神
香取神宮のご利益(ご加護・ご神徳)
- 家内安全
香取神宮の創建年代
- 調査中
香取神宮の場所・地図(マップ)
香取神宮へのアクセス方法・行き方をご紹介します。電車やバスの場合は時刻表を、車の場合は駐車場をご確認ください。
住所
千葉県香取市香取1697
最寄駅からのアクセス・行き方
- JR成田線佐原駅からタクシーで13分です。
JR成田線佐原駅から香取神宮までの行き方・道順・ルート・地図を見る
駐車場
- 正面駐車場:400台
香取神宮へ辿る道
香取神宮の参考動画
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香取神宮の参拝情報
香取神宮の参拝に役立つ情報をご紹介します。参拝時間や参拝料、参拝にかかる所要時間など参考にしてください。
※季節や祭事によって変更になる場合があります。
参拝日・参拝時間
- 24時間参拝可能です
休日・休み(定休日)
- 休みはありません
拝観料(入場料・料金)
- 拝観料はありません
所要時間
- 1時間~2時間
御朱印
- 御朱印はあります
初詣
初詣ではたくさんの人で賑わいます。時間に余裕をもって参拝するようにしましょう。
初詣のときのお参りの仕方・参り方については神社の参拝・お参りの仕方・作法の説明をご覧ください。
香取神宮の関連情報
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公式サイト
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