長い石段で有名 神仏習合が色濃く残る海上交通の守り神 「金刀比羅宮」
金刀比羅宮は香川県仲多度郡琴平町にある神社です。
金刀比羅宮のご利益やご祭神、参拝日・参拝時間・所要時間・拝観料・御朱印などの参拝に役立つ情報、駐車場・地図などの行き方・アクセスの情報を掲載しています。
参拝や初詣の前にご覧いただくと理解が深まるでしょう。
読みたい項目からどうぞ
金刀比羅宮とは?
こんぴらさんと呼ばれている金刀比羅宮は、正確には「ことひらぐう」と読みます。香川県の琴平町象頭山の中腹に鎮座しています。全国にある金刀比羅神社・琴平神社・金比羅神社の総本宮として知られています。
古くから海上交通の守り神として信仰されていて、漁師や船員、海上で戦っていた武人からも信仰されています。境内でもっとも有名なのは長く続く参道の石段であり、その段数は奥社まで数に入れると1368段となっています。かつては、金刀比羅宮とともに岡山県倉敷市の由加山の両方を参拝する、両参りという風習がありました。
金刀比羅宮の由緒には二説があり、一つは大物主命が創始した琴平神社から始まったというものです。もう一つは象頭山にあった松尾寺に金毘羅が祀られており、役小角が象頭山に登った際に金毘羅の神験にあったのが開山の縁起とする説です。どちら説であれ、神仏習合の色が濃い神社であったことは間違いないでしょう。
参道は多くの土産物屋でにぎわっていて、参拝後の散策も楽しめます。ふもとには駕籠のタクシーも営業していて、大門まで有料で参拝客を送迎しています。とにかく参拝には長い石段を登っていく必要があるため、体力に自信のない場合は慎重に参拝計画を立てましょう。
金刀比羅宮について
金刀比羅宮の御祭神・主祭神、代表的なご利益、建てられた年・創建年代をご紹介します。
※摂社・末社を含めるとより多くの御祭神がいらっしゃいますが、ここでは代表的な主祭神をご紹介します
※創建年代は諸説ございます
御祭神・主祭神
- 大物主命
- 崇徳天皇
ご利益(ご加護・ご神徳)
- 海上交通安全
- 商売繁昌
- 福徳円満
創建年代
- 不詳
金刀比羅宮の場所・地図(マップ)
金刀比羅宮へのアクセス方法・行き方をご紹介します。電車やバスの場合は時刻表を、車の場合は駐車場をご確認ください。
住所
香川県仲多度郡琴平町字川西892番地
最寄駅からのアクセス・行き方
- 琴平駅で下車して徒歩37分です。
駐車場
- ありません
金刀比羅宮へ辿る道
金刀比羅宮の参考動画
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金刀比羅宮の参拝情報
金刀比羅宮の参拝に役立つ情報をご紹介します。参拝時間や参拝料、参拝にかかる所要時間など参考にしてください。
※季節や祭事によって変更になる場合があります。
参拝日・参拝時間
11月~2月 | 午前6:00~午後5:00 |
3、4、9、10月 | 午前6:00~午後5:30 |
5月~8月 | 午前6:00~午後6:00 |
休日・休み(定休日)
- 休みはありません
拝観料(入場料・料金)
- 拝観料はありません
所要時間
- 1時間30分
御朱印
- 御朱印はあります
初詣
初詣ではたくさんの人で賑わいます。時間に余裕をもって参拝するようにしましょう。
初詣のときのお参りの仕方・参り方については神社の参拝・お参りの仕方・作法の説明をご覧ください。
金刀比羅宮の関連情報
金刀比羅宮についての関連情報をご紹介します。もっと金刀比羅宮について詳しく知りたい方はご覧ください。