全国的にも珍しい、断崖を下って参拝する下り宮 「鵜戸神宮」
鵜戸神宮は宮崎県日南市にある神社です。
鵜戸神宮のご利益やご祭神、参拝日・参拝時間・所要時間・拝観料・御朱印などの参拝に役立つ情報、駐車場・地図などの行き方・アクセスの情報を掲載しています。
参拝や初詣の前にご覧いただくと理解が深まるでしょう。
読みたい項目からどうぞ
鵜戸神宮とは?
鵜戸神宮は、日向灘に面した断崖の中腹の海食洞の中に本殿が鎮座している、変わったロケーションの神社です。参拝するには崖に沿って降りていく、という、神社では珍しい下り宮の形となっています。
「鵜戸」は本殿の位置する洞の事を言い表しているのと、祭神名が鵜を意味していることからつけられています。主祭神は神話「海幸 山幸」で知られる山幸彦の息子である日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊です。
創始の年代は不詳、古くから海洋信仰が盛んな場所で社伝では豊玉姫が主祭神を生む為に産屋を立てた場所と伝えられています。複雑奇怪な岩が立ち並ぶこの場所は、修験道の一大道場としても栄えました。
社殿は本殿・幣殿・拝殿が一体化した権現造で、極彩色が施され、拝殿には千鳥破風と唐破風が飾られています。朱色の欄干と海の青とのコントラストは大変美しく、天気の良い日には特にその絶景に心打たれるでしょう。
本宮への参拝が終われば、挑戦してみたいのが運玉投げです。運玉5玉を100円の初穂料にて求めたら、願い事を心に浮かべながら亀石のくぼみにめがけて投げ入れます。このとき、男性は左手、女性は右手を使うよう指定があります。運玉は素焼きの玉で、これが亀石のくぼみに入れば願いは叶うそうです。
鵜戸神宮について
鵜戸神宮の御祭神・主祭神、代表的なご利益、建てられた年・創建年代をご紹介します。
※摂社・末社を含めるとより多くの御祭神がいらっしゃいますが、ここでは代表的な主祭神をご紹介します
※創建年代は諸説ございます
御祭神・主祭神
- 日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)
ご利益(ご加護・ご神徳)
- 夫婦円満
- 安産祈願
創建年代
- 伝崇神天皇朝 (正確には不詳)
鵜戸神宮の場所・地図(マップ)
鵜戸神宮へのアクセス方法・行き方をご紹介します。電車やバスの場合は時刻表を、車の場合は駐車場をご確認ください。
住所
宮崎県日南市大字宮浦3232番地
最寄駅からのアクセス・行き方
- JR日豊本線宮崎駅から宮崎交通バス日南線に乗車し「鵜戸神宮前」で下車して徒歩10分です。
鵜戸神宮前バス停から鵜戸神宮までの行き方・道順・ルート・地図を見る
駐車場
- 第一・第二駐車場:約330台
- 観光バス駐車場:約40台
鵜戸神宮へ辿る道
鵜戸神宮の参考動画
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鵜戸神宮の参拝情報
鵜戸神宮の参拝に役立つ情報をご紹介します。参拝時間や参拝料、参拝にかかる所要時間など参考にしてください。
※季節や祭事によって変更になる場合があります。
参拝日・参拝時間
4月~9月 | 午前6:00~午後7:00 |
10月~3月 | 午前7:00~午後6:00 |
休日・休み(定休日)
- 休みはありません
拝観料(入場料・料金)
- 拝観料はありません
所要時間
- 1時間
御朱印
- 御朱印はあります
初詣
初詣ではたくさんの人で賑わいます。時間に余裕をもって参拝するようにしましょう。
初詣のときのお参りの仕方・参り方については神社の参拝・お参りの仕方・作法の説明をご覧ください。
鵜戸神宮の関連情報
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